石鹸の歴史①

石鹸の歴史を子供に聞かれてきちんと答えられる人はいるだろうか?

毎日手や顔や身体を洗うために使用する身近な相棒ともいえる存在の石鹸の歴史は古い。

石鹸の歴史は、なんと文字が発見されるよりも以前からあり、人間は油とアルカリを混ぜれば石鹸を作ることがで汚れを落とせることを知っていたのではないかというのが、今日の定説になっているのだ。

原始的な石けんは、中央アジアの古代人が火のうえで獣を焼いていたところ、その脂が灰のうえにしたたり落ち、やがて冷えて固まったことで偶然にも生まれたとされている。

不思議なその土を手につけて手を洗ってみたところ、肌についた肉の脂もそのほかの汚れも驚くほどきれいに落ちるのでびっくりしたという。

これこそが、天然のアルカリ(灰)と油脂が自然に化学反応を起こして生み出された最初の石けんだった、というわけだ。

石鹸の歴史②

9世紀には、地中海沿岸の国々で、豊富なオリーブオイルと天然の海藻ソーダを使って、今の製造方法と変わらない石鹸が作られるようになったとされている。

そんな石鹸が、大量生産されるようになったのは、地理上の発見がきっかけでした。


<日本での歴史>

ポルトガルの船が日本にやってきたのは、16世紀中ごろ。

当時の支配者であった織田信長は、西洋の文化を積極的に取り入れる人物だったので、「石鹸の日本での使用OK!」となったわけです。

しかし、江戸時代に入り鎖国がはじまると、外国との交易は限られたものになってしまったため、石鹸も姿を消していくこととなったのです。

その後、明治6年には、日本で初めて石鹸の製造が開始されます。

当初は製造過程に欠かせない苛性ソーダの入手が難しかったようだが、次第に生産量は増え、現代のような石鹸産業となっていったのです。

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